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筋肉の硬くない肩こり >> 椎間関節の痛み >> 椎間板の痛み
 椎間関節の痛み
「肩がこって仕方がないんです」というのに、頚や肩の筋肉が柔らかい人もいます。筋肉が硬くないのに「肩がこる」ということがあるのでしょうか?

このような場合、「椎間関節」の痛みを肩こりと感じている可能性があります。「椎間関節」は脊椎の左右に上から下までズラーッとならぶ小さな関節です。肩や膝といった大きな関節同様、この「椎間関節」痛みの発生源になるのです。

頚を動かすとこの椎間関節も動きます。とくに頚を反らせたときに頚の後ろや肩に痛みが響く場合、また、頚の横の方に圧痛点(押さえると痛いところ)がある場合は椎間関節が痛みの原因になっている可能性があります。
椎間関節の痛みも前述のトリガーポイント注射でよくなる場合もあります。数回繰り返しても痛みが残るときには、椎間関節ブロックという治療を行います。椎間関節ブロックは、レントゲン透視で頚椎を見ながら、直接椎間関節にクスリを注射する方法です。
 椎間板の痛み
脊椎は小さな椎骨が上下に積み重なって構成されています。椎骨と椎骨の間には椎間板という軟骨があり、クッションの役目と支える役目を果たしています。若い椎間板は水分と弾力性に富み、力学的にも強いのですが、20歳前後からしだいに水分が失われ、弾力性も低下してきます。軟骨の内部には細かな亀裂が生じ、力学的に不安定な状態になります。

これを椎間板の「変性」といいます。変性した椎間板もそれ自体が痛みの発生源になります(椎間板ヘルニアとは異なる状態です)。この痛みは肩や肩甲骨の内側に感じ、「肩こり」としてとらえられます。

頚椎椎間板の痛みには「星状神経節ブロック」が効果的です。椎間板の痛みは「交感神経」が伝えるのですが、頚部の交感神経をブロックするのが星状神経節ブロックです。

星状神経節ブロックは胸部から上、頭のてっぺんまでの血流を増やす効果があり、自律神経の調整作用もあるため、さまざまな疾患の治療に応用されています。
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